モジュールが出来るまで
たまたまこれから製作するモジュールがありますので、
せっかくですから進み具合を このページで公開しようかと思います。
乞うご期待!
2008年1月19日現在
これから取り掛かります。
モジュールベースは新規格の900×450のものを3枚使用します。
とりあえずケガキは終了しました。
予定では本線3線の他に引込み線を2本敷設します。
目玉はSRC初の自動踏切を組み込むことです。
本線3線+引き込み1線のため全部で4線となるので、2線にしか対応していないKATO製踏切は使えず、
複々線に対応しているTOMIXのTCS自動踏切セットを使って製作します。
しかし高い踏切セットを2セット使うのでかなり金額的には嵩みます。
コード類もセットに含まれるものでは短くて使えないため、長いものを用意しました。
モジュールベースの裏側。
手前の2つは永久連結にするつもりでボルト3つで固定。
一番奥はボルト2個でとまっており、単体でも使えるように設計しています。
他にコード類を通すための穴をドリルで空けました。
2008年1月27日現在
予定していた全ての加工も終わり、運転会に持ち込んできました。
これから各種テストを行いますので、まだレールは固定してません。
苦心したポイントの1つがセンサー部分。
踏切セットについていたワンタッチセンサーでは、KATOの標準線路間隔の33ミリに収まらず、
仕方なく値段の高いセンサーレールを5セット購入し、余分を切り落としてなんとか収めました。
KATOとTOMIXのレールの接続には、KATOのジョイントレールを加工(接続部のフラット化)して使用しました。
踏切部分のレールはKATOの踏切線路をそのまま使用。
どこでも設置できるTOMIX製踏切の長所を生かしました。
早速走らせてみましたが、本体同士を複々線用パーツ付属のコードでつなぐとどうもおかしくなる。
外してみると各々つないでいるセンサーレール側の踏切はちゃんと動くのに。
しかも説明書には電源は1つと書いてあるのに2つないと動かないことも判明。
・・・仕方ないので近々再テストをやります。ダメならメーカーに問い合わせてみるしかなさそうです。
しかもコードをつなぐ端子がセンサーレールになかなか入らないし入ると外れない。
これは対策を考えなければ。う〜ん困ったもんだ。
2008年2月4日現在
前回のテストで問題点の1つだった電源については解決しました。
TOMIXのTCS機器は電気容量さえ許せば、増結コードを繋げて増やしていくことが出来るんですね。
このシステムを理解していれば何てことなかった。
たまたま気が付いたからいいけど、説明書には何も書いてないし、
TOMIXさ〜ん、あまりにも不親切すぎますよ。
さて作業の続きです。
モジュールベース自体は何の問題もないため、ベースになる色を付けていきます。
モジュールベースに水性塗料で塗装しました。
高速線部分は、ストラクチャー類の固着が禁止のため、これにて完成になります。
あとはレールを固定してバラストを撒けば、軌道敷部分は完成です。
つづいて問題の誤作動の対策。
まずはセンサーレールのチェック。
9個のセンサーレールを1個1個バラしてクリーニング液で基盤接点の清掃、
エアダスターによるチリやほこりの除去を行いましたが、特に問題はなさそうです。
次回はもう一度全て配線して再テストを行う予定です。
成功すればレールを固定します。
2008年2月11日現在
前回宣言していた通り、今回はまず踏切の作動テストを再び行います。
今回は万全を期して色々なアイデアを盛り込んでます。
今回は全ての配線を色分けして誤配線を防いでいます。
緑は外線、青は中線、赤は内線、黄は引き込み線と専用色を設定しました。
コードの両端も油性マジックで色を付けています。
踏切側もこの通りです。
コードを束ねるビニタイ(という商品名でした)です。
丁度よく色分けされていたのでそのまま使えます。
全ての配線が完了しました。
パワーパックも踏切の誤作動を防ぐため、走行用と踏切電源用を分けています。
テストに最適なKATOのDD13をスタンバイ。いざ。
まずは外線からテスト。
中線、外線も無事終了して引込み線のテスト。
往復の他に来た方向に引き返すテストも行いましたが、今回は全ての線で問題なし。
ようやくレールを固定する作業に移ります。
釘でレールを固定していきます。
固定完了。横にしてももう落ちません。
線路関係はこれで完成です。
配線関係の最後の作業です。
フィーダーに逆転スイッチを組み込みます。
組み込んで取り付け、逆転スイッチにも識別色を付けました。
これで配線関係も全て完成です。
完成した路盤。これでとりあえず運転会での走行は可能です。
これからはバラストやストラクチャー類の設置に移ります。
どんな風景にしようか、色々なメーカーのストラクチャーを購入して検討しています。
平成20年2月27日現在
ぼちぼちストラクチャー類の設置を始めました。
まずモジュールには側溝と架線柱のベースを取り付けました。
そして今回のストラクチャーの中で一番の目玉となる場内信号機です。
前回のモジュールの時も作ったのですが、すぐに壊れてしまったので今回は念入りに作りました。
トラス部分はTOMIXの3線及び4線架線柱のトラスビームを使っています。
これを4つ組み合わせて四角く組み、中をプラ丸棒で補強。
信号機は津川洋行のものを加工し、横のはしごはGMのキット部品を、
テンションバランサーはTOMIXを、支持金具はKATOをそれぞれ取り付けました。
トラスビームはプラ版を使って接着し、本隊部分を銀色で塗装。
前回壊れた理由が収納をちゃんとやらなかった事もあったので、
今回は100円ショップのケースとウレタンで収納ケースを作りました。
他の架線柱もビームは銀色、柱は灰色で塗装しました。
次はバラストをまこうかと考えています。
平成20年3月16日現在
外側の空いていたスペースに宅地用路盤を設置しました。
さらにその上にパウダーをまいて土を表現。
こちらはあと適当に建物を置けば完成です。
ベースはホームセンターで買ってきた断熱材用ウレタン(だったと思う)。
こちら側が外側になるので、あとでベースの外側共々黒色で塗装します。
さらに、完成と思っていた新幹線部分について、
思いつきでTOMIXのビームを使用した高架線を作ることにしました。
高架線路の下を有効活用するためです。
ただし固定はしないので、もちろん標準仕様のラーメン橋脚も普通に使用できます。
KATOの高架線路と高さをあわせるために自作した高架ベースです。
TOMIXのビームに乗せると高さがピッタリ合います。
約100mm幅で5.5mm厚の板に20mm×20mmのプラ製アングルを取り付け、
架線柱ベースを接着して塗装しました。
ここに複線直線線路を乗っけるとピッタリはまります。
そして、最後に残っていたバラスト設置です。
今までは固着させるのに木工用ボンドを薄めたものを使っていましたが、
今回はウッドランドシーニックスの水溶ボンドを使いました。
場内信号機の設置箇所には茶色のバラストを使いました。
端まで全部終わりました。
あとは建物を設置することと踏切周辺など細かい部分の作業だけです。
一応このページでは完成と言うことで紹介はここまでで終わりです。
この後の完成写真は専用のページにアップしたいと思います。
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